博多華丸大吉も愛したお人柄~児玉清さん~

今回は「博多華丸大吉も愛したお人柄~児玉清さん~」について。よろしくお願い申し上げます。

児玉清さんといえば何といっても「アタック25」での名司会ぶりが記憶に残っている方も多いでしょう。
華丸さんも真似した、あの軽妙かつハツラツとした司会ぶりは、まさに「小気味良い」の一言。
http://www.brayfitness.com/
俳優としても検事ドラマ「HERO」の上司役で、キラリと光る名演技ぶりが記憶に新しいですよね。

そんな児玉さん、じつはそのお人柄を形成するにはかなりの苦労があった、ということはご存知でしたか?
氏は俳優としての下積み時代が長く、エキストラ、その他大勢役でその日の生活を支える日々が続いたようです。
それでも数多くの人文書を読み続け、「自分磨き」に励んでいた氏の苦労は、認められ「娘のいる、『包容力ある』お父さん役」が当たりました。
児玉さんは自伝で当時のことを振り返りますが、全く鼻にかけた様子もなく、「運が良かった」と謙遜します。そんな姿に児玉さん「らしさ」を感じます。

晩年は読書家としての側面がピックアップされ、小説家の方を紹介するTV番組の司会もやられていました。

華々しく大当たりという俳優ではなかったかもしれませんが、「品」のある俳優さんとしてこれからも長く語り継がれる存在だと、筆者は考えます。